【相棒】冠城亘の恋愛エピソードまとめ

歴代相棒のなかでも、陣川公平に次いで恋愛がらみのエピソードが多い冠城亘。

青木年男から「ストライクゾーンがだだっ広い」と言われるほど、彼が惹かれる女性のタイプはさまざまです。
その一人一人がどれもかなりインパクトのある女性ばかり。
今回は、冠城亘の恋愛がらみのエピソードを集めてみました。

冠城亘とは

冠城亘は、法務省から警視庁へ出向し、その後は正式に警察官として採用された元キャリア官僚です。

生年月日:1975年(昭和50年)2月9日
血液型:AB型
きょうだい:姉が一人

容姿端麗で頭脳明晰、さらにコミュニケーション能力も高く、一見すると「かなりモテそうな男」です。
しかしどうやら恋愛は、そこまで順風満帆ではありません。

陣川公平のように相手を無条件に信じ込むタイプではないものの、基本的には相手の事情や気持ちを好意的に受け止めようとする傾向があります。
また、自分が相手の負担や邪魔になると感じたときには、すっぱりと身を引いてしまう潔い一面も。
その優しさや気遣いが、結果として報われない恋につながってしまうことも多い人物です。

冠城亘の元恋人や恋愛対象となった5人の女性

鴨志田慎子

鴨志田慎子(かもしだ・のりこ)/高岡早紀
(相棒14第20話「ラストケース」)
1979年(昭和54)年9月10日生まれ(当時36歳)

鴨志田慎子は、冠城亘が公安調査庁にいたころに知り合った、同庁の調査官です。

同棲していた時期があり、冷蔵庫のペットボトルを直接飲む冠城の癖を慎子が嫌がっているなどリアルなエピソードもありました。
冠城亘にとって鴨志田慎子の印象は、平気で嘘をつく女性。
作中でも、実際は公安調査庁を退職していたにもかかわらず、そのことを再会した冠城亘には隠していました。

ドラマに没頭してたら気にならないけど、ふと冷静になると、こんな華やかな二人が並んで歩いていたら見てしまうわ

ちなみに冠城亘が公安調査庁にいた時期は、作中の経歴を見るとこの作品の8年前くらいになっているよ 交際時期は不明だけど、それ以降ってことなんじゃないかな

冠城亘が慎子と再会したのは、警察学校の訓練生・伴野甚一(とものじんいち/瀬川亮)による連続殺人事件によって、日本中が大騒ぎになっている時です。伴野は訓練中に拳銃を奪って教官や同僚を殺害し、さらには持ち出した拳銃で現職閣僚まで射殺していました。

伴野はお姉さんをテロ事件で亡くしたため、口先では「テロには屈しない」と言う政治家たちのスタンスを疑問視するようになっていたみたいなんだ

慎子は「伴野から一方的に好意を寄せられている」と説明し、自分をおとりに使った逮捕作戦を提案します。
その結果、伴野は焼身自殺という衝撃的な最期を遂げ、図らずも伴野の主張は世間の注目を集める結果となりました。
冠城亘は、慎子と再会してから伴野の逮捕までの一連の出来事に、違和感を抱いていました。
慎子という女性が、必要であれば平然と嘘をつける人間だと知っていたからです。
やがて判明したのは、慎子がすでに公安調査庁を退職し、余命宣告を受けていたこと。そして伴野とは「一方的に想われていた関係」ではなく、真剣交際していたことでした。
伴野は、余命わずかな慎子と「一緒に死ぬ」未来を望んでいました。
しかし慎子は、テロの恐ろしさを社会へ訴えるため、その愛情すら利用したのです。
そしてそんな慎子自身もまた、テロ被害者遺族の会に関わる、ある人物の思想に取り込まれていました。

最後に拘置所で冠城亘と向き合った慎子は、「伴野を今も愛している」と語り、冠城には一度も見せたことのない涙を流します。

本当の彼女を最後まで理解できなかったって感じの、余韻の残る回だね…

若月詠子

若月詠子(わかつき・うたこ)/伊藤歩
(相棒15第10話「帰還」)

二人が出会ったのは、黒水署の5人の警察官が相次いで失踪しているときでした。
失踪者の欠員を埋めるため、冠城亘は杉下右京とともに黒水の駐在所に赴任し、失踪事件の捜査を開始します。
そのとき、特命係に接触してきたのが、地元ケーブルテレビ局のディレクター兼キャスター・若月詠子です。彼女は独自の「ネタ元」から警察内部の情報を得ており、表にでていない失踪事件のことも知っていました。
警察にびびるくらいなら、ジャーナリストはやっていない」と言い切る詠子。
権力に屈しない強さを持つ女性ですが、その一方で、“スクープを取る快感”にも少しずつ取り込まれている危うさが見えています。

冠城亘は初対面で詠子を食事に誘うけど、相手にされないんだ

駐在所の制服を着ていたのがダメだったみたい


その後、仕事終わりの詠子の前に、スーツ姿で再び現れた冠城亘。
二人は地元のレストランに行きます。
初対面ではみくびられてしまった冠城亘ですが、このとき詠子はすでに冠城亘が元法務省のキャリア官僚である情報をつかんでいました。

なぜ今度は誘いに応じたのか」と尋ねる冠城に、詠子は「スーツが似合っていたから」と答えるなど、ちょっとだけまんざらでもない様子です。

ところが、その食事の途中で詠子はネタ元からのメールを受け取り、冠城を置いて去ってしまいます…

ネタ元からの情報に依存しているんだね


その後、詠子はネタ元の情報をもとに、山奥の洞窟で、警察より先に5人の遺体を発見します。
彼女のネタ元が事件に関与していることは明らかでしたが、詠子はネタ元を明かしません。
しかし、冠城亘が録音した犯人の音声データを聞いた詠子は、ようやく自分のネタ元が真犯人であったと理解します。
冠城亘は、「ジャーナリストとしての気骨を利用されただけ」とし、ジャーナリストとしての彼女を信じて音声データを託します

短いシーンだけど、ジャーナリストとしての自分を信じてくれたから、彼女は本来の自分を取り戻すことができたんだと思う

後でわかるんだけど、どうやら詠子はスクープ欲しさから、そのネタ元と肉体関係まで持っていたようなんだ…

そっか…

そんな事情もあって、自分を信じてくれている人物がいることが単純にうれしかったのかもしれないね


音声データを受け取った詠子は、報道の力で犯人を追及することに。
危険な役目でしたが、二人は「次はゆっくり食事を」と約束して別れました。


しかし生放送中、真実を伝えようとした詠子のスタジオが犯人によって爆破され、詠子は命を落とします。

その後、犯人と対峙した冠城亘。

犯人に詠子を侮辱され、怒りを抑えきれない様子で拳銃を向けてしまいます。

静かにブチ切れてるって感じだったよ…

道上しおり

道上しおり(みちがみ・しおり)/入山法子
(相棒15第12話「臭い飯」)

道上しおりは、人気イタリアンレストラン「トラットリア道上」のオーナーシェフ。
以前は料理研究家としてテレビ番組などでも活躍していましたが、「自分の店を持ちたい」という夢を叶え、現在は料理人として店に立っています。

冠城亘は、常連客としてその店へ通ううちに彼女と親しくなった様子。
しおりも冠城亘の名前を覚え、来店した際には楽しそうに言葉をかわします。


ある日、廃倉庫から白骨化した男性の遺体が発見されます。
遺体の身元は、大手米穀販売会社「タキガワ」の元契約社員。
現場にはタキガワの「米」と、それに関する食品偽装の告訴状が残されていました。
しおりは、かつてタキガワに食材アドバイザーとして関わっており、問題となった米のCMにも出演していました。しかし、最近になって突然それらを辞め、レストラン経営へ専念し始めています。
冠城亘に真相を尋ねられたしおりは、以前から会社へ改善を訴えており、自分は不正に加担していないと話します。彼女は冠城亘の助言を受けて、マスコミの前でタキガワの食品偽装を証言しました。


その後、タキガワの社長・多岐川徹(宮本大誠)に殺人容疑がかかります。

捜査一課は、社長を厳しく問い詰めますが、冠城亘と杉下右京は、タキガワの番頭から、事件当時の社長には鉄壁のアリバイがあることを聞き出します。
なんと、多岐川社長はそのころ、イタリアに不倫旅行へ行っていたのです。

「そのイタリア好きな女性は誰ですか」

冠城亘の問い掛けに対する番頭の答えは、道上しおりでした。

ああ…

でも冠城君はそういう過去は気にしないみたい

むしろ、「タキガワを告発することで、社長への想いを断ち切ったんだろう」といったんは前向きに考えるんだ

これも経験値の豊富さから来る寛容さなのか…

これが陣川くんだったら、一回めちゃくちゃショックを受けて酔いつぶれてから、結局受け入れそう

陣川くんは過去に妊娠中の女性に恋をし、お腹の子の父になろうとしたことが2回あります。「相棒」の男たちは女性の過去にこだわりません!

ところが、社長への想いを断ち切るどころか、しおりは別れた今も、社長のことが大好きでした。
食品偽装をしたことは間違っているし、傲慢な態度をとることもあるけれど、それでも「本当は優しい人」なのだと、彼女は涙ながらに社長をかばいます。

そして冠城に「彼の無実(殺人罪の無実)を証明してほしい」と頼むのでした。

お、終わった…!

完全に「常連客として力になってくれるいい警察官」だったね

冠城亘としては、順調に関係を深めているつもりだったと思われますが、しおりの心の中には最初から多岐川社長しかいなかったのです。

新崎芽依

冠城亘の恋愛エピソードのなかで、「もし“あの女性”がいなければ、本当に恋人になれていたかもしれない」のが、新崎芽依になります。

新崎芽依(しんざき・めい)/朝倉あき
(相棒16第9話「目撃しない女」、相棒18第17話「いびつな真珠の女」)

新崎芽依とは、タコライスのキッチンカーを営む料理が得意な女性です。
週に一度、警視庁近くへ出店しており、冠城亘は彼女の笑顔に惹かれて、彼女の店へ通うようになります。
ところが、どれだけ通っても芽依は冠城のことを覚えてくれません

「いつものください」ってトライして撃沈する冠城亘かわいいよね

その後、芽依はある事件の犯人の「目撃者」となります。
それがきっかけで、彼女は初めて自分が「相貌失認(そうぼうしつにん)」という、人の顔を認識することができない特性を抱えていることを知るのです。

それまで芽依ちゃんは顔ではなく、服装や声、雰囲気で相手を識別していたんだ

しかしそのせいで人間関係のトラブルが絶えず、家族からも「物覚えが悪い」と誤解され、学生時代はいじめにも遭っていたといいます。
ずっと「自分が悪い」と思ってきたのです。

そして「そんな自分でも、料理で人を喜ばせることができる」とし、努力を重ね、キッチンカーの出店にまで漕ぎ着けたのでした。

イベント会場での出店を諦めるよう冠城亘に諭されたとき、いつもニコニコしていた彼女の本音が初めて見えて、ちょっと切ないんだ…

そんな芽依が巻き込まれた事件は、芽依が信頼するスナックの店主が殺害された事件です。
犯人たちは、店主がどこかに隠した「ある証拠品」を探していたのですが、見つかりません。
やがて犯人たちは、店に出入りしていた芽依が何か知っているのではないかと目をつけ、刑事になりすまして質問したり、イベント会場でボヤ騒ぎを起こし、スタッフを装って芽依を連れ去ろうとしたりと、芽依の特性を悪用します。
そんな中、芽依を助けたのが冠城亘でした。
ついに芽依は、冠城亘のことを識別できるように。

しかし、自分の特性について家族とゆっくり話すため、地元へ帰っていきました。


そしてその約2年後、芽依は東京に戻り、今度は、焼きたてパン「ネコの耳」の移動販売を始めます。

再登場したんだね!

「ネコの耳」のネーミングセンスがかわいすぎる

芽依との再会を楽しみにしていた冠城亘は、思わず「早く君に会いたい」とメールを送るのですが、そこから突然連絡が途絶えます。

最初はメールの内容で彼女が引いちゃったんじゃないかと心配していたんだよね

連絡が途絶えた理由は後からわかるんだけど、タイミングわるすぎ!

その裏で暗躍していたのが、「平成の毒婦」「ブラックパールの女」こと遠峰小夜子です。
彼女は「一度見た顔を絶対に忘れない」という異常な記憶力を持つ女。
自分とは正反対の特性をもつ芽依に前から興味をもっており、密かに彼女を見ていました。

そのとき、イベント会場でのボヤ騒ぎで、芽依を救出する冠城亘の顔を見て覚えていたのです。

未決囚として勾留された後、連城弁護士(松尾諭)を通じて、冠城亘と接点を持つことができた遠峰小夜子。
そこから、芽依・指切り男・冠城亘の三者を使った、恐ろしいゲームを思いつきます。
このゲームから冠城亘と杉下右京は何とか彼女を救出しますが、冠城は芽依が狙われたことに責任を感じ、彼女から身を引くことに

遠峰小夜子にあやつられてしまう自分が芽依に関わっていたら、いつまた芽依を狙ったゲームが始まるかわからないって思ったんだろうね

いろんなところに遠峰小夜子の協力者がいるみたいだから、油断できないもんな

南侑希

南侑希(みなみ・ゆき)、竹田侑希(たけだ・ゆき)/佐藤江梨子
(相棒18第5話「さらば愛しき人よ」)

南侑希は、「スノウ」というペンネームで活動する覆面詩人で、冠城亘とは5年以上前に別れています。
二人の出会いは、コーヒー店で彼女が書いていた詩を見て、冠城亘が声をかけたことでした。

はかなげで脆い印象の中にも芯があるところに惹かれた」と、冠城亘は杉下右京に語っています。

しかし、冠城亘との幸せな生活のなかで、詩の創作がうまくいかなくなった侑希。
伊丹刑事たちは「冠城が振られた」とからかいますが、杉下右京は、創作活動に苦悩する彼女のために冠城亘はみずから身を引いたのではないかと考えます。

実際に、冠城亘と別れてから彼女は詩人として成功し、多くのファンを抱える存在になりました。
そんな中、都内のマンションで侑希と同居していた女性の遺体が発見されます。
冠城亘たちは姿をくらました侑希を探すことに。
そして捜査の過程で、冠城亘は侑希のつらい過去を知ることになります。

15歳のとき、あまりに絶望的な状況を味わった侑希は、詩を書くことでその思いを吐き出していたのです。

そしてついに、失踪の真相が明らかになります。

最後はちょっと特殊で、エンディングまでの約2分半、杉下右京も冠城亘も一言も発さないんだ

印象にのこってるわ…

かえってこっちが気持ちを想像しちゃうから、つらさ倍増だったよ

この回は、エンディングまでの約2分半、杉下右京と冠城亘が一言も発しません。
とぼとぼと歩く冠城亘の姿から、深い喪失感が伝わってくる回でした。

おまけ

ここからは恋愛エピソードではありませんが、冠城亘と関わりのある女性をまとめます。

月本幸子

月本幸子/演:鈴木杏樹

初めて花の里を訪れ、幸子を見た冠城亘の第一声は「きれいなひと…」というもの。

あまりにも素直すぎる!

相棒14「キモノ綺譚」で、幸子に殺人未遂の前科があることを知ったときは、さすがの冠城も驚いていましたが、幸子への態度は変えません。
デートへ誘ったり、遠方への左遷話が持ち上がった際には「一緒に来てほしい」と誘ったりと、軽口のようでいて、かなり本気にも聞こえる発言を繰り返しています。
もっとも、幸子本人は冠城の言葉を本気にはしておらず、いつも適当に受け流していました。
相棒16「さっちゃん」では、幸子のもとへ烏丸(からすま)という男性が通うようになります。
最初こそ露骨に嫌そうな顔を見せていた冠城亘ですが、最終的には煮え切らない烏丸の背中を押し、幸子への想いを後押ししました。

遠峰小夜子

遠峰小夜子/演:西田尚美

遠峰小夜子とは、真珠の養殖詐欺で中高年の男性を騙し、そのうち3人を殺害したとされる人物です。死刑判決を受けたものの殺人は否認しており、現在は控訴準備中の未決囚として勾留されています。
「平成の毒婦」や「魔性の女」として世間を騒がせましたが、面会の場で冠城亘が見たのは、世間のイメージとは異なる、飾らない美女でした。
そのギャップにやられたのか、冠城は初めての面会後、しばらく立ち尽くしてしまいます。

青木からは「ストライクゾーンがだだっ広い」と言われるきっかけにもなった人物だね

遠峰小夜子は優れた相貌認識能力を持っており、一度見た人の顔は忘れません。
しかも、いつ・どこで・どんな状況で見たのかまで完全に記憶しています。
この記憶力を使い、拘置所の中からでも自分の思い通りに人を動かせることを楽しんでいました。
逮捕される前、冠城亘が新崎芽依を救ったイベント会場での出来事を記憶しており、芽依を監禁させて冠城亘に捜索させる「芽依ちゃんを探せゲーム」という、残酷なゲームを仕掛けます。

こわっ

初対面のときから冠城亘のことを覚えていたはずなのに、そんなことはみじんも表に出さないんだよな

社美彌子

社美彌子/演:仲間由紀恵

相棒15第の第1話のみ、上司と部下の関係にあった二人です。
よく一緒に食事に行っており、警視庁内では交際していると噂になっていましたが、そうした関係にはありません。

若月詠子が忘れていったボールペンを冠城亘に渡すなど、彼女が亡くなって落ち込んでいる冠城亘を気遣う場面もあります。よき同僚という感じです。


あるとき、日下部彌彦(榎木孝明)からの密命がきっかけで、冠城亘は彼女が抱えるヤロポロク問題を知ることに。
恩のある日下部に背き、社美彌子の側につくことを選びました。
日下部彌彦が問題としたのは、社美彌子のスパイ疑惑でしたが、冠城亘は「こうみえてロマンチスト」と自称するように、社美彌子とヤロポロクの純愛を信じている様子です。


ここから社親子を守るために人知れず苦労する冠城亘ですが、冠城亘の性格からしてそれをアピールしたりしないので、社美彌子に感謝されたことは特にありません。
むしろ、相棒15「悪魔の証明」では社美彌子の自作自演のために悪役にされ、最終的には減給処分まで受けました。

相棒16「サクラ」では、社親子を守るため、犯人の脅しに従って捜査情報を流すスパイのような汚れ役も引き受けています。社美彌子も同じ犯人に脅されていますが、冠城亘が同じ理由で脅されていたことや、しかもそのために彼が汚れ役を引き受けたことは、おそらく知らないままでしょう。

普通にかわいそうすぎる…


相棒20「冠城亘最後の事件」では、冠城亘が社美彌子に無断でマリアと面会を重ねていたことが発覚します。

社美彌子にはかなり怒られますが、それもまた、警視庁を去った後の社美彌子を気にかける、冠城亘なりの見守り方だったと考えられます。

社マリア

社マリアは、社美彌子が溺愛する一人娘です。
冠城亘とは、マリアが小学校の卒業祝いのお礼の連絡を入れたことを機に連絡を取り合うようになりました。
冠城亘は、中学生となったマリアの遊び相手になっており、マリアは「姫(自分)と家来(冠城)」の関係だと認識しています。
しかし、二人が会っていることを嫉妬深いあの男に知られてしまい、やがて冠城亘がパパ活をしているという不名誉な怪文書が出回る事態に。
当然、社美彌子の耳にも入り、二人は怒られてしまいます。

冠城亘のこれまでの行動を考えれば、これも社親子を案じてのこと。
社美彌子が内閣情報官として多忙を極めるなか、親子の周りで不審な動きがないか確認していたのだと思います。

この件について「放っておいてほしい」とする冠城君に、右京さんが「放っておけませんよ!相棒が不名誉なパパ活疑惑をかけられているんですから」ってぷんすか怒り出すところ、愛情いっぱいですき

片山雛子

冠城亘と片山雛子の接点は、相棒9「亡霊」での本多篤人への超法規的措置による釈放計画に始まっていました。
当時、冠城亘は公安調査庁のチームとしてこの計画へ参加しており、その過程で片山雛子とも面識があったといいます。

再び本多が動き出した相棒14「英雄」では、この時の縁により、今度は片山雛子のチームとして招集されました。
とはいえ、特に親しかったわけではなさそうです。
相棒20「復活」で杉下右京から朱雀武比古の愛人が「片山雛子だった」と聞かされた際には、冠城亘は「趣味悪」と非常に失礼な感想を漏らしています。

本多篤人に関して片山雛子は結構ずるいことをしているからな…

外国人風の美女

冠城亘の初登場回である相棒14「フランケンシュタインの告白」では、登場早々から「女慣れしていそうな男」としての一面が描かれていました。
マンションのエントランスのような場所で、冠城亘を待っていたのは、ロングヘアでスタイル抜群の外国人風の美女
ミニ丈のワンピース姿で足を組み、かなり不機嫌そうに冠城を待っています。
しかし当の冠城亘は、日下部彌彦と電話中。
彼は女性に対して英語で「ちょっと待って」と軽く伝えますが、女性はその態度に怒り、冠城へビンタして帰ってしまいました。

恋人関係だったのかは不明ですが、しばらく放置していたのは間違いなさそうです。

同期のすみえちゃん

相棒14「ラストケース」では、冠城亘が法務省の同期であるすみえちゃん(菅井玲)を頼る場面があります。

冠城亘の事情を察してさまざまな情報を調べてくれており、かなり優秀な人物のようです。

しかしその一方で、冠城亘への当たりは辛辣でした。

冠城が感謝を込めて食事へ誘うと、

「あんたと行くと思う?」
「そのうちマジで刺されるよ」
「むしろ刺されて死ねばいい」
と散々な言われようです。

彼女に対して、過去にひどい扱いをしたのでしょう。

でも、そんなやつの頼みを断らない人の良さがにじみ出ている…

別れ際、すみえちゃんは冠城亘が北海道に左遷されそうなことを話題にし、「北海道にいったら木彫りの熊を送って」と笑顔で冗談をかまします。
ちなみにこの“木彫りの熊”ネタは、冠城亘も米沢守に使っていたものです。
偶然にも同じネタを使うあたり、かなり気の合う二人だったのではないでしょうか。

冠城亘にどうやら不誠実な態度を取られた過去があるようですが、すみえちゃんのさっぱりとした性格のおかげで、どうにか刺されずに済んでいるのでしょう。

ちなみに相棒20第18話「詩集を売る女」で、本当に刺されてしまう冠城君…

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「冠城亘の恋愛エピソード」の一覧

・相棒14第20話「ラストケース」

・相棒15第10話「帰還」

・相棒15第12話「臭い飯」

・相棒16第9話「目撃しない女」

・相棒18第5話「さらば愛しき人よ」

・相棒18第17話「いびつな真珠の女」