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相棒15の初回スペシャル「守護神」で登場し、氏名もエンドロールでしか明かされないまま殺害された男・坊谷一樹。その間は作品で触れられることがなく、埋められたまま約1年が経過し、再登場時は白骨遺体となっていました。この記事では、坊谷一樹の正体や、坊谷一樹を殺害した犯人について解説します。
この記事では、次のエピソードの重要な内容を含みます。
・相棒16「いわんや悪人をや」
坊谷一樹の正体
坊谷一樹のプロフィール
坊谷一樹(ぼうやかずき)/演 蔵原健
生年月日 昭和59年5月6日生まれ
職業 国家公務員(公安調査庁)
血液型 B型
身長 187センチ
体重 78キロ
・東京大学卒業後、国家公務員試験に合格し、公安調査庁に入庁。
・2016年10月…上司から行方不明届がなされ、一般行方不明者として受理される。
・2018年1月…瀬戸内米蔵の寺の墓地で遺体となって発見される。第一発見者は常盤臣吾(ときわしんご)。
正体は公安調査庁の職員
坊谷一樹とは、相棒15「守護神」で初登場した公安調査庁の職員です。
命令により社美彌子のある秘密を調べていましたが、その半ばで殺害されてしまいます。
いつも何か食べている
坊谷一樹は、いつも何かをゆっくりと食べる演出で登場する、かなりインパクトのあるキャラでした。
しかし、生存者として登場したのは、意外なことに相棒15「守護神」のみ。あとは過去の回想となります。
独特の不気味さから、これから杉下右京たちの敵となるのかと思いきや、「守護神」のエンドロールもほぼ終わりかけたころ、雨の降る中、雨具を着用した何者かに埋められるシーンで終わってしまいました。

相棒15の「守護神」の放送が2016年10月。
そして2018年1月の相棒16「いわんや悪人をや」で、満を持して坊谷一樹の殺害犯がわかるんだ。

かなり待ったーー!
坊谷一樹が社美彌子を監視していた理由
命令したのは日下部彌彦
坊谷一樹が所属する公安調査庁は、法務省の外局です。
殺害された時の坊谷一樹に与えられていた任務は社美彌子の監視であり、このことは法務省事務次官の日下部彌彦による密命でした。
初登場時はレストランの端の席に座り、冠城亘と食事をしている社美彌子のことを監視しています。
なぜ社美彌子が監視対象になったのか
警察キャリア官僚である社美彌子は、未婚の母であることを当初は警察組織に隠しており、娘の父親の可能性があるのは、対日工作員のヤロポロク・アレンスキーでした。
警察キャリア官僚の中でも、内閣情報調査室と縁のある社美彌子がスパイと親密な関係にあったことが表にでれば大問題です。スパイ行為に加担した疑いは避けられず、彼女のキャリアもそこで終わりのはずでした。

ところがヤロポロク問題は、今はほぼ解決しているんだ
詳しくはこちらの記事でまとめたよ!
日下部彌彦が社美彌子を調べ始めた理由は、一人の官僚としてスパイ疑惑のある社美彌子への処分を望んでいたこともありますが、それだけではありません。
社美彌子が公安調査庁不要論者であること、身内に甘い警察に調査をさせたくなかったこと、そして内閣情報調査室に縁のある社美彌子の不正を、公安調査庁の情報収集力で暴きたい思惑もあったことが、日下部彌彦の人物像から見えてきます。日下部彌彦についてはこちらの記事で解説しています。
坊谷一樹を殺害した犯人
坊谷一樹を殺害したのは、常磐臣吾という当時23~24歳の男性です。瀬戸内米蔵の寺の檀家総代の息子になります。
フリーターをしている彼ですが、高校中退後は海外を放浪し、その間に内戦地で反政府軍の傭兵として、本人が言うには「アルバイトの感覚」で殺人を行ってきました。
その技術によって、坊谷一樹を暗殺し、遺体の処理まで完璧に行ったのです。
どうやって侵入したのかは明かされていませんが、坊谷一樹の自室に忍び込み、ソファに座っている坊谷を背後から紐状のもので絞殺したようです。

そして住職が服役中のお寺の敷地内なら安全だと考え、瀬戸内米蔵の寺の墓地の一角に埋めたんだ

場所の選定が完璧すぎて誰にも発見されないから、常盤臣吾が自分で堀り返しちゃったね…
坊谷一樹が殺害された理由
常盤臣吾の正体は、社美彌子のストーカーでした。
ある時、彼女を密かに監視する常盤は、自分と同じように彼女を監視している男がいることに気づきます。
それが、日下部彌彦の密命で動いていた坊谷一樹です。
もちろん常磐は、坊谷一樹の目的など知りません。
しかし「社美彌子にとって良くない人物だろう」という野生の勘だけで、坊谷一樹の殺害を決意します。
元傭兵だったと話す常盤ですが、戦地から五体満足で帰還したその力は、口先だけではないのでしょう。
坊谷一樹を暗殺し、その遺体を、自身と縁のある瀬戸内の寺に運んで埋めたのでした。

こんなやつに遭遇した坊谷一樹が本当に気の毒だよ…
ところが、遺体を埋める際に「仕事」の癖が抜けなかったのでしょう。
身ぐるみをはぎ身元をわからなくしたため、後にせっかく常盤臣吾が偶然を装って遺体を掘り返したにもかかわらず、警察が坊谷一樹にたどりつく気配がありません。
どうしても坊谷一樹を供養してほしかった常盤は、ヤロポロクのふりをして「あれは坊谷一樹」と社美彌子に手紙で知らせるという、何ともまぬけな事態となりました。

常盤臣吾は、「仕事」としてではなく初めて自分の意思で殺害した坊谷一樹にだけは、罪悪感を覚えたんだって
それで家族の元に遺体を返して供養してほしいと思い直したらしい

状況が異次元すぎて、犯人に共感できる部分が一つもないけど、まあ坊谷一樹が発見されてよかったのかな…
せめて公務災害になっているといいけど…
日下部彌彦の密命で動いてた坊谷一樹ですが、その後は、一般行方不明者として警察署に届出がなされました。
後に杉下右京は、社美彌子の監視という特殊な任務を与えていたのだから、そのことを説明し、特異行方不明者(事故や犯罪などに巻き込まれた可能性のある緊急性の高いケース)として捜索してもらうべきだったと、日下部彌彦を非難しています。

ちなみに常盤が社美彌子のストーカーになった理由は、かつて亡命したあの男が関わっているよ…
坊谷一樹が登場する相棒を観るなら
坊谷一樹の登場回を含む、テレビドラマ相棒の全シーズンは「TELASAの見放題プラン」やAmazonプライムビデオのサービス「TELASA for Prime Video」にて有料配信されています。
「TELASA for Prime Video」は時々体験キャンペーンをやっているので、チェックしてみてくださいね!
サブスクで観るなら!
・相棒15第1話「守護神」、相棒16第13・14話「いわんや悪人をや」
坊谷一樹の登場回
・相棒9第18話「亡霊」
坊谷一樹と同じ公安調査庁の職員が登場する回です。この時のメンバーはかなり過激派となっています。

白竜さん、川口力哉さんなど役者さんが強いんだよね
もしこの時のメンバーが社美彌子の監視をしていれば、今回の犯人も苦戦していたかも…

冠城亘も、かつては公安調査庁の調査官だったんだ
彼がseason14(法務省から出向中)の時点ですでにめちゃくちゃ強かったことへの答えになると思ってるよ
・相棒20第19・20話「冠城亘最後の事件」
日下部彌彦の指示で再び公安調査庁が動き、社美彌子にある罠を仕掛けます。坊谷一樹は登場しませんが、これまでとは異なるタイプの職員が登場し、美味しそうなお菓子(社美彌子の手土産と思われる)をもぐもぐと食べています。

もぐもぐは、やっぱり坊谷一樹をリスペクトしているのかな

