season11の概要
相棒の名は「カイト君」
相棒season11は、3人目の相棒・甲斐享(かい・とおる)、通称「カイト君」のファーストシーズンです。
カイト君は、2005年に警視庁に入庁したノンキャリアの警察官であり、階級は巡査部長になります。
2012年9月、目黒区中根警察署の刑事課に配属したばかりのタイミングで、とある事件をきっかけに右京さんの指名によって特命係に異動します。
放送時期・放送話数
・放送時期:2012年10月10日(水)~2013年3月20日(水)
・放送話数:全19話
season11の再登場&初登場人物リスト
再登場人物チェックリスト
・一郎君こと吉田一郎(松尾貴史)【第7話 幽霊屋敷】
・サイバー犯罪対策課・岩月彬(田中圭)【第17話 ビリー、第19話 酒壺の蛇】
初登場人物チェックリスト
・警察庁次長・甲斐峯秋(石坂浩二)【第1話~】
・甲斐享の交際相手・笛吹悦子(真飛聖)【第1話~】
season11の見どころ
右京さんとカイト君の関係性
シーズン11の見どころは、右京さんとカイト君の関係性です。
初代相棒・亀山薫は、右京さんとは「インテリ×熱血漢」のコンビであり、神戸尊は「インテリ×インテリ」のコンビでした。
しかし、右京さんとカイト君は、まるで「保護者と子ども」、「教師と悪ガキ」のような関係からはじまります。
これまでの2人に比べて、人間的にも警察官としての能力的にも未熟さが目立つ反抗期の子どものようなカイト君。
season11では、そんなカイト君に右京さんが諭すように話しかけたり、事件関係者に対するカイト君の失礼な態度を右京さんがあえて黙って見守る場面がたびたび見られます。
右京さんに生意気な態度をとるカイト君を見ていると、何だかこちらが冷や冷やしてしまいます。
しかし、正義感はとても強く、また心根は素直であるため、自分の間違いや相手の優れたところはきちんと認めるという可愛いらしいところも持ち合わせています。
とは言え、「保護者×子ども」の関係性のままでは、本当の「相棒」とはいえません。
右京さんとカイト君がどのように信頼関係を築いて「相棒」に進化していくのかが、season11の大きな見どころになります。
甲斐峯秋も初登場
season11のもう一つの見どころは、カイト君の父であり、警察庁次長である甲斐峯秋(かい・みねあき)の登場です。
season1からの「あの人」を亡くした相棒ワールドにおいて、今後は甲斐峯秋氏が、右京さんの活躍を権力で支える(時に自分のために利用する)重要人物になります。
season11のタイトル一覧
season11のタイトル一覧です。あらすじや見どころも解説しています。