【相棒】有能すぎる!大石真弓はもっと評価されるべき 

テレビドラマ「相棒」の登場人物である、女性警察官・大石真弓について解説します。

大石真弓とは

所属・階級

・大石真弓(おおいし・まゆみ)/演 松本若菜

・所属 警視庁本部

・階級 巡査

登場回

・season11 アリス

・season12 ボマー~狙撃容疑者特命係・甲斐享を射殺せよ!

大石真弓ってどんな人?

甲斐享の同期

甲斐享の同期の警察官であり、柔道三段の実力者です。

階級は巡査になります。

所属部署については不明ですが、警視庁内で制服勤務をしており、宅配の荷物(犯人は米沢)を特命係に届けにやってきたことから(S11-11)、総務部などの管理部門で勤務していると考えられます。

大石は「巡査」の階級章をつけていますが、甲斐享の同期であれば「巡査長」以上のはず…?

性格はそそっかしい?

甲斐享が言うには「そそっかしい」とのことです。

携帯電話を杉下右京の車に忘れ、それを取りに行くのに杉下右京から車のキーを借りずに向かってしまったことで、このような話になっています。

ただしこの時の彼女は男二人と格闘した直後であり満身創痍であったとも考えられるため、評価は難しいところもあります

不利な状況でも任務に忠実である

season11第11話「アリス」では二百郷茜(におごう・あかね:演 波留)の振りをして囮役となり、杉下右京と共に、警察庁が絡む「デミセ」の男三人に襲撃されます。

男たちの狙いは茜が所有するスクラップブックであり、杉下右京からこれを託された大石は、両腕で本を抱えて守りながら戦います。

柔道の本領を発揮できない状態のまま、男二人掛かりで本を奪われそうになります。

脇を抱えられアスファルト敷きの地面に倒されますが、それでもなお本を離そうとはしません

最終的には、本の引っ張り合いに負けて、奪い去られてしまいます。

ボロボロの状態で立ち上がり、本を奪われたことを杉下右京に詫びます。

優れた体術が垣間見える

大石はかなり不利な状況で男と格闘したものの、大きな怪我はしていません

常人なら、背中から地面に倒れた時に、後頭部や腰を打ち付けていてもおかしくありませんが、彼女が痛がっていたのは右肘でした。

おそらく左手にスクラップブックを抱えたまま、柔道の受け身のように右腕でダメージを分散させる形で倒れ、重傷を避けたものと考えられます。

よく見るとテクニカルな投げられ方をしています

柔道の本領は発揮されませんでしたが、大きなケガをしなかったことは、日ごろの鍛錬の賜物といえるでしょう。

人格者である

「デミセ」と戦ったその後、特命係と大石らは花の里で一息つきますが、大石は、杉下右京の車に携帯電話を忘れたことに気が付き、一人で取りに向かいます。

ところが茜の格好のままで歩く大石を、茜であると勘違いした別の人物に、今度はスタンガンで襲われ気を失ってしまいます。

たった一日で、大石だけ2回も襲われてる…

病院で意識を取り戻した大石は、特命係に対し、犯人の顔を見ることができなかったことを真っ先に詫びます。

ここまで特命係の任務に献身的に協力した警察官がいただろうか…

また、自分の身代わりとなったことに責任を感じる二百郷茜に対して、大石は「あなたじゃなくてよかった」「あなたなら攫われていた」と優しさを感じさせる言葉もかけています。

自分の身よりも職務を気に掛け、かつ、守るべき市民には適切な言葉を掛けられる、そんな大石真弓の活躍は、警察官として完璧と言えるのではないでしょうか。

大石が主人公みたいだ

フィジカル以外も有能

season12第10話「ボマー~狙撃容疑者特命係・甲斐享を射殺せよ!」では、杉下右京からの指名により、甲斐享が巻き込まれたある事件を解決するために、急きょ捜査に加わります。

和装でクリスマスの雑踏に紛れ、メッセンジャーのミッションを完璧に果たしたことで、甲斐享の生還に大きく貢献しました。

捜査部門ではないと思われる大石ですが、こうした命令を卒なくこなせるあたりに能力の高さがうかがえます。

大石真弓に手厳しい杉下右京

season11「アリス」で男三人から襲撃された際、大石真弓は杉下右京に託されたスクラップブックを抱えた状態で、三人のうち二人の相手をする羽目になります。

スクラップブックを守れなかったことを大石は詫びますが、杉下右京はスクラップブックを取られたことをそれほど気にしていない様子です。

その理由は後に判明するのですが、奪われることを予想していたのか、杉下右京はすでにスクラップブックのコピーを取っていたのでした。

大石には教えずにスクラップブックを守らせたってこと?

守りきれるならそれに越したことはないから

相棒の同期を何だと思ってるんだ…

それでも大石が杉下右京に不信感を抱くような様子は一切なく、season12「ボマー~狙撃容疑者特命係・甲斐享を射殺せよ!」においても、杉下右京の作戦に快く協力しています。

とにかく気のいいやつすぎる…

大石真弓が再登場する可能性はあるのか

大石真弓はseason12以降は登場していません。

また、甲斐享の相棒としてのシーズンも終わっているため、たとえば甲斐享が関わる新しい事件などがない限り、同期つながりで登場する機会はもうないのかも知れません。

また、演じる松本若菜さんは人気俳優であり、今では主演クラスの俳優さんでもあります。